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インポテンツは治療薬で改善するのが主流!

2019年11月18日
カプセルとすり鉢

インポテンツ(勃起障害)は、勃起が全く起こらなくなったり、健康な人と同程度に勃起の状態を持続されられなくなる病気としてよく知られています。
男性器の働きは加齢に伴い衰えていくため、インポテンツも社会で広く認識されるようになるまでは加齢に伴う現象だと考えられてきましたが、医療の発展に伴ってインポテンツも疾病の一つと認識されるようになり、現在に至っています。
現在、インポテンツは専用の治療薬を用いて改善することができます。
勃起は、陰茎付近の血管の平滑筋が弛緩して、陰茎への血液の流入が活性化されることが原因となって起こります。
この平滑筋が弛緩する働きにはcGMP(環状グアノシン一リン酸)と呼ばれる物質が関与しているといわれていますが、この物質はPDE5(ホスホジエステラーゼ5型)と呼ばれる酵素によって代謝されてしまいます。
健康な人はcGMPとPDE5の濃度はバランスよく保たれていますが、インポテンツの人はcGMPの濃度が減少していてバランスが崩れた状態になっています。
そこで、PDE5の働きを阻害することによって、cGMPの濃度の減少を抑え、これによって陰茎の機能を正常時とほぼ同程度までに改善させる薬が開発されるようになりました。
これがインポテンツの治療薬として現在主流となっているPDE5阻害薬と呼ばれるものです。
PDE5阻害薬は服用後1時間以内に効果があらわれるようになっており、性行為を行う1~2時間前に服用することで十分な効果を得ることができます。
薬の効果は短くて5時間程度、長く持続できる製品だと36時間程度持続します。
なお、患者によっては頭痛や火照り、めまい、動悸などといった副作用が発現する可能性がある作用の強い薬であるため、用法と用量は必ず守った上で服用するようにしなければなりません。